実家が住宅に携わる仕事を営んでいたので、小学校の頃からよく新築の現場についていき、いろんな家を見ることが出来ました。そこで、家づくりに興味を持つようになり、建築系の学校へ進み、卒業後は鹿児島県内の住宅会社で9年間、設計課に勤務しました。
シンケンの家と出会ったのは、その会社に勤めていた1985年頃です。一度見つけてからはあちこちで見つけるのが楽しみになりました。(今で言う「シンケンスタイル・ウォッチング」です。)車で街を走っていると、思わず車を停めて、眺めてしまう・・・。植栽と建物の関係、プランニングの工夫など、「全体の計画がうまく考えて作られているなぁ。」と言うのが、シンケンの家に対する印象でした。(現在のシンケンの住まいのスタイルと少し違うのですが、基本的なコンセプトは昔から変わっていません。)
そんな風にシンケンの家を見て回っているうちに、「こういう家づくりがしたい」と思うようになり・・・、入社して17年目になります。
自宅は1999年に建てましたが、実際にシンケンの家に住んで分かったのは、「住まいながら、家族も育つ」ということです。(当たり前のことですが・・)我が家は階段の位置が食卓からも見えているつくりなので、階段の上り下りで、「元気だな!」とか「元気がないようだけど、何かあったの?」など察してあげられ、親ががんばってしつけなくても、自然に「おはよう」、「ただいま」の挨拶ができます。食育と同じく、住のプランも子どもを育てる上で大切だと思います。
ラフプランをもとに生活をイメージし、予算との擦り合わせをしながら具体的な図面に起こしていくのが設計室の仕事です。私はその中で、法的なチェック・外構計画・構造計画・窓サイズや天井高、キッチンなどの家具・住宅設備、電気計画など、設計室のスタッフと打ち合わせをしながら、お客様との家づくりの設計図を具現化していく作業を担当しています。ですから、建物の完成後、社長をはじめ、携わったスタッフ・社員で行う「社内検査(竣工検査)」はとても勉強になります。検討課題や、手直し事項など、お客様にお引き渡しする前に自分達の目で確認することで、様々な視点から検証が出来ます。
計画途中は勿論のこと、完成し入居して頂いてからもお客さまに末永く喜んで頂けるような提案をこれからも心がけていきたいと思います。